2024/02/26
春の足音が聞こえてきました。今年は暖冬のようで、とても暖かいと感じる日があります。暖かいことは体にとってはありがたいですが、スキー場など寒い方がありがたい仕事もあります。また、地球温暖化の影響でこんなにも暖かいのであれば、大手を振ってよかったとは言えません。ある一面だけではなく、幅広い視野で考えなければならないです。他人への配慮は幅広い認識を持って行う必要があるのだと思うようになりました。みんながより、よくなるよう行動したいと思います。
今、3月31日の稲美のミュージカル『龍をあむ』に向けて、猛練習をしています。私の頭の中の過半数をそのことに費やしているように思います。稽古を重ねて、たくさんの人に観ていただくに値するものを作り上げなければと思っています。この劇団は昨年9月3日に結団式を行い、スタートしました。初めて会う人たち30数名。どんなことが始まるのか気持ちが高まりました。水曜日の夜と土曜日の午後から夜9時まで、参加できる限り参加しています。素人にどこまでできるのかと不安ではありましたが、演出家の指導のおかげで、形づいてきました。本番までハラハラドキドキしながら、稽古を続けていきます。
30名以上の個々に考え方が違う集団です。芸能人ではなく、一般人です。大切にするものが違うので、思いが交錯することもあります。芝居の稽古だけではなく、自分たちで作り上げているボランティア集団でもあるので、運営上の担当も得意とするものを中心に協力して進めています。例えば、衣装担当、チケット担当などです。私は手話通訳に関することを担当しています。
何かを進めようとするとき、一面だけで考えては一方的に押し付けることになりかねません。全体をうまく整えることを念頭に置きたいです。よりよくなるように。
そして、笑顔と感動をお届けできるよう取り組んでいきます!
※写真 神戸新聞 2月25日(朝刊)22面「東播」より
2024/01/21
今年の元日に発生した石川県能登半島地震において、被災されました方々にお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方のご冥福をこころよりお祈りいたします。不明者もたくさんおられます。1日でも早く見つけ出されることを願います。
地震は地球のプレートのずれによって起こると考えられています。4つのプレートの上に乗っている日本で生活している限り、地震は避けられません。今回は能登半島、29年前の阪神淡路大震災は淡路島北部が震源地でした。震災を経験した私たちにとって、どこで起こる地震も他人ごととは思えません。直接何もできなくても、気持ちを一にし、寄り添う心を持って自分の暮らしをいつも通り営めばいいと思っています。この心があれば、苦しんでいる人に対して、窃盗や詐欺などを働こうなどとは考えません。だれもが思いやりのある生き方ができるといいと思います。
今年は暖冬と言われています。しかし、暖かいからと油断をしていると突然冷え込み、大雪になることも予想されています。被災地では特に心身ともに疲弊している中での大雪はつらいことと思います。もちろん他地域でも大雪には注意が必要です。雪の少ない私の住む地域では雪にはもっぱら弱いです。自然現象は対応していくしかありません。まずは命を守る行動を心掛けなければなりません。健康に暮らしていくために、置かれている状況に応じて適切に判断しましょう。
2024年は甲辰(きのえたつ)年です。甲は十干では始まりです。五行の木の兄で「きのえ」です。木は成長を表します。また、辰は龍のごとく登っていく性質があります。元日よりなんてことが起きたのかと落胆してしまいがちですが、季節の変わり目、節分を境に良い方へと伸びて欲しいと思います。優しい気持ちで、世のため人のために過ごすことができたら、自分自身も幸せに過ごせるのだと思います。地震大国日本で暮らす人々の笑顔が満ち溢れることを祈念して。
2024/01/08
9月より取り組んでいたミュージカルの広告が出来上がりました!!
ようやく皆さまにお知らせができます。
2024年3月31日(日) 12時 16時30分 コスモホールにて公演!!!
チケットは私の方でも取り扱いしています。
12時 または 16時30分 どちらかを言ってください。 一般1,500円です。
この公演には手話通訳が付きます。手話通訳が必要な方は「必要」と申し込み時にお伝えください。
ちなみに私は近隣の戸長代理です。
うちの村も水が足りているわけではなく、重い税に苦しめられています。
疎水ができて、水が引けるならと奮闘します。
夫が戸長であったが他界し、その意志を継いで女の私が村のために突っ走ります!
Please look forward to it!!!(乞うご期待ください)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/024ka4fys9g31.html
2024/01/05
あけましておめでとうございます。今年もはりきゅう尚庵をよろしくお願いいたします。
元日に起きた石川県での能登半島地震により被災された方々にお見舞い申し上げます。
また、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
さて、時の流れがとても早く感じる近頃。80代の方から『年いったら、余計早く感じるよ』と言われたことがあります。そうなのか!もっと足早に時が過ぎていくのだと思っていました。ところが、ある人から『小学生でも1年が過ぎるのが早いと言っている』と聞きました。私が小学生のころは早いと思ったことはなかったです。時間の概念が違っていたのだろうか。
振り返ってみると、家での娯楽と言えば、テレビを観る、音楽を聴く、ボードゲームやカードゲームで遊ぶ、または自分で遊びを考えるくらいのことだったと思います。今のようにYouTubeやLINEでのやり取りで時間を潰すことはなかったし、娯楽施設もたくさんありませんでした。今は何でもある時代です。「何時いつに何処どこへ行く」とたくさんの予定がある子どもたちが増えたように思います。年中が遠足前です。そりゃ、時が経つのは早いことでしょう。
私自身もゆったりとは過ごしていません。次々と予定があり、日々が足早に過ぎていきます。時の流れが早く感じて当然です。だけど、心のどこかでゆっくりと時を過ごしたいと思っている自分もいます。あの子どもの頃の時間の概念を再現できたら今の私ならどう過ごすのかと想像します。
時代の流れには抗えない。便利な世の中に順応していくことになるでしょう。私たちの頭脳はそれにどれだけ対応できるのだろうか。AIに本当に対応できるのだろうか。未来は不思議がいっぱい詰まっているのかもしれません。
ある人は年老いて、早く迎えが来ないかと言います。この方の時間はとてもゆっくり過ぎています。同じ時を過ごしているのに。
同じ24時間なら、みんなが幸せであって欲しいと願います。この度の地震で突然、時間が止まってしまった思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。
遠く離れた私たちにできること、それは日々を大切に生きることだと思います。
人を尊び、自分を愛す。そして、今を生かせていただいていることに感謝して生きていくこと。
大切な時間に愛が溢れる生き方をしたいです。
2023/12/29
今年もみなさまの元気と笑顔が増えるよう、施術させていただきました。
お話をする中で、私自身も元気をいただいております。感謝です。
また、今年は9月よりミュージカル『龍をあむ』の稽古が始まり、土曜日の午後を休ませていただきました。ご迷惑をおかけしております。
3月31日 12時、16時30分の2回公演に向けて必死で稽古を続けています。この日を迎えるまで、私のチャレンジは続きます。当日を楽しみにしていただけるとありがたいです。
チケットは近日発売開始。
(一般1,500円)
2024年もみなさまのご健康とご多幸をお祈りいたします。
笑顔で過ごせる日がたくさんある1年を願います。
今年もお世話になりました。
ありがとうございます。
はりきゅう尚庵
山口尚代
2023/11/24
今年も残り少なくなってきました。無事に過ごさせていただいていることに感謝します。世界では目を覆うが悲劇が繰り返されています。特に子どもの命が大量に消えている現実に胸が痛みま
日本には四季があります。その時々に風情があり、春だな、夏めいてきたな、秋の風を感じるな、冬の空気だなと五感で知ります。二十四節季では立冬を過ぎると冬となります。今年の立冬は11月8日からでした。少し暖かかったですが、そのあと一気に冷え込みました。冬が始まり、だんだんと陽気が弱まっていくのが分かります。冬至が一番、昼間が短くなります。陰が最大となるのですが、その後からは陽が増え始めるのです。こうやって季節は巡っていきます。1日1日が未来を創っているのです。特に四季のある日本は1年を通して幸せに過ごせるところだと思います。
外国人旅行客がたくさん日本を訪れるようになり、日本のいいところの一つに「四季があるところ」があるそうです。日本にいるとあまり意識しませんが、海外から見ると素晴らしいと思うのです。「人は自然と一体である」と東洋医学では考えます。私たち日本人は四季により変化を幸せに感じることができる環境にあるように思います。最近ではテクノロジーが発達し、季節と合わない暮らしもできるようになってきました。旬のものではない食材が流通し、空調が整備された室内でネットの世界に身を置きます。これでは変化に対応できなくなるのではないかと懸念します。相手の反応に対して柔軟に対応できてこそ、コミュニケーションが成り立ちます。四季の変化に合わせ、心も穏やかに変わり、人に対しても優しくあれると思います。
四季を感じ、優しく過ごし、世界中の幸せを願っていきましょう。
2023/10/20
地中海に面し、温暖な気候の中東の国、イスラエル。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地です。今ここで、再び戦闘が起きています。民族の違いによる争いは終焉を得ません。心のよりどころである宗教がもめごとの一旦を担っていることに心苦しく思います。しかし、私では想像のできない根強い信念が誰も望まぬ争いへと導かれているのかもしれません。遠く離れた中東の惨事がこれ以上拡大しないことを望みます。
こんな世界規模の話ではなくとも、私たちの身の回りでも、いざこざはあります。価値観の違いが引き起こすもめごとは解決が難しいです。双方に言い分があり、どちらも正しいと思っているからです。例えば、トマトに塩をかける人とソースをかける人では意見が合いません。美味しさの基準は個々によって違うから、どうしても合意できません。とってもちっぽけな話です。でも、どちらもトマトが好き、あるいは苦手ではないということは言えます。同じものが好きであれば、食べ方はどうでもいいのです。お互いに違う意見を聞いて、そうなんだと受容し、自分とは違うことを認めれば、柔和に話は進んでいきます。身近な平和が世界平和につながると思っているので、私は違う意見も受容してきたいと思います。
とは言っても、なんでもかんでも受容していたのでは心が持たないことも出てくるでしょう。気の流れが滞ってしまいます。自分自身の世界には誰も入ってくることはできないので、トマトにソースをかけて美味しいと納得すればいいのです。他人を傷つけること以外は自分の好きなように今を幸せに生きたらいいのです。最近聞いた講演会で死について考えるお話がありました。年齢を重ねて旅立つことは自然のことである、明るい死生観を持ちましょうと話されました。幸せに死ぬ方法は幸せに今を生きることだとありました。幸せに生きるために世界平和を願います。
2023/10/01
今年は異常なほどに残暑が厳しいです。この異常気象が今年だけであって欲しいものです。私が子どものころは暑さに負けず、外で遊びましょうと外遊びが推奨されていましたが、温暖化が進み、今では屋外でのスポーツはやめましょう。室内でもクーラーなどを使用し、水分補給を忘れずに、と全く反対のことが推奨されています。たった40年で生活様式が変わってしまうものなのかと怖さも覚えます。数百年後には暑さに弱い人間は衰退し、暑さに対応できる人間が生き残り、進化していくのかもしれません。
46億年前に地球が誕生し、700万年前に人類が誕生しました。先日「チコちゃんに叱られる」で「不安ってなに?」との問題がありました。不安は狩りをして生活していた時代に備わった武器だそうです。その後1万年前に狩りをやめた私たちの心も体もそのころと変わりがないから、今でも不安が備わっているとのことでした。進化はとてつもなくゆっくりと進むと言われていたので、そう簡単に暑さに弱い人間が滅んだりはしないかもしれませんね
最近、体調を崩し、気力もないとの訴えを聞くことが多いです。暑さが長く続いたことで、体力が消耗されたことも影響しているようです。しかし、長引く痛み、疾病再発の恐れ、加齢など不安要素があると、次の行動に気が回らず、結局はじっとして、漠然とした不安と対峙する生活になっているようです。また、望む自分に近づけず、余計に気落ちすることもあるようです。
東洋医学の「気」は人を動かすパワーと考えます。「気」は食べ物や呼吸により生成されます。しんどいときは朝日を浴びて深呼吸するだけでも、「気」が少し動きます。できれば朝食もしっかりとって欲しいです。気を弱らす、暑邪(邪気)が強い今年はしっかりと養生して欲しいです。生活の質を上げて、元気に秋を満喫してもらいたいです。
2023/09/06
こんにちは。
はりきゅう尚庵をご愛顧いただきありがとうございます。
今年は大変暑い夏でした。疲労感はどうですか?
リフレッシュに鍼灸をおすすめします。
さて、私ごとで勝手をしますが…
2024年3月まで、土曜日は午前中のみの受付
とさせていただきます。
実は稲美舞台芸術文化育成事業、稲美オリジナルミュージカル『龍をあむ』に出演しようと決めました。稽古が土曜日の午後からとなっております。
3月の公演までしっかり稽古して、皆さまに喜んでいただけるものを披露したいと思っております。
尚、日曜日は施術受付いたします。ご予約できます!
2023/08/24
6月初旬、体長2ミリほどの鈴虫をいただきました。育てた経験がなかったので死んでしまわないかと心配しながらも、秋になりきれいな声を聴くことを楽しみに水を与えて、餌を取り替え育てました。8月7日、翌日は立秋です。その日、か細い鳴き声が聴こえてきました。まだ上手とは言えませんが、確かに鈴虫の声です。本当に秋になったら鳴くんだ!と感動しました。
今年も残暑厳しく、日々暑さに参ってしまう気温ですが、確実に秋はやってきています。夏の間、高温に見舞われ、身体の気は疲弊している人が多いと思います。クーラーの効いた室内で過ごした場合でも気の流れは悪い状態になっています。まだまだ体を冷やさなければならない日が続きます。しかし、冷やし過ぎは気力を奪い、秋バテを引き起こします。立秋以降の身体の養生が冬の体力維持に深く関わってきますので、これからの時期の過ごし方が大切になってきます。
秋といえば、収穫、紅葉、サンマなどが浮かびます。果実は実に栄養を送り、熟させます。木々は日照時間が短く、寒くなると光合成も遅く、養分の生成も鈍くなるため、紅葉し葉を落とし冬支度を始めます。サンマも冷たい親潮の中で産卵に向けて脂を蓄えています。自然界では教えられることもなく、次の準備をしています。私たちもそろそろエネルギーを蓄えて、寒い冬に備えなければなりません。
スポーツの秋ともいわれますが、体を動かし、適度な汗をかき、冷たいものの消費を抑えることで冬に備えるといいでしょう。すでにバテ気味なら、朝日を浴び、深呼吸をするだけでも元気が出てきます。暑い夏を変えることはできません。私たちが負けない体づくりをするしかない。笑顔で過ごせるように残暑に負けず、体力をつけていきましょう。
朝日を浴び胸を開いて深呼吸
お風呂は浸かってぽかぽかに
小麦は減らし米を増やして