春の眠りは心地よく、夜が明けたことにも気づかないほどです。実際に、正月ごろの日の出に比べて、3月にもなると30分以上は早くなっています。寒さも相まって目覚めると真っ暗だった朝が、寒さも和らぎ心地よい布団の中でうつらうつらしていると、もう外は明るくなっています。春はお寝坊さんというよりは良い眠りがとれる気候になったと言うことでしょうか。良い眠りは身体を癒してくれますね。睡眠は大脳の休息のためにあると日本睡眠学会でも言われています。発達した私たち人間の大脳は起きている間たくさんの情報を処理します。働いて疲れた脳は良い眠りによって回復します。しかし、良い眠りによってスッキリと生活できればいいのですが、睡眠障害で悩んでおられる人もたくさんいます。5人に1人は不眠症の薬を飲んでいるとのデータもあります。
東洋医学では睡眠は五臓の心と関係があります。心の働きは血を作り、全身に送ることと、精神や意識をコントロールすることです。血は西洋医学の血液と同じようなものと考えてもらっていいです。血を作るための元の気の不足やストレスなどによって、心が傷つけられ、精神が体をコントロールできなくなることで不眠になります。心は喜びの感情と深く関わっています。しかし、喜び過ぎはかえって、心を傷つけてしまうので、適度な喜びが大切です。昼間、ありがたいな、嬉しいなということを感じることで、心の働きは活性化され、良い眠りを得ることができるのではないかと思います。また、お風呂上りにゆっくりとしたストレッチをすることで筋肉の血行がよくなり、身体をリラックスさせてくれます。試してみてください。
『春眠暁を覚えず』。過ごしやすくなるこの時季、心地よい眠りを楽しむのもちょっとした贅沢かもしれませんよ。
☆代表的な睡眠障害☆
・不眠症 ・過眠症 ・睡眠時無呼吸症候群 ・薬害や病気、アルコールなど ・概日リズムの変調 ・ムズムズ足症候群 ・いびき、歯ぎしり ・寝ぼけ、寝言など異常行動

