水分とると、トイレが心配な方へ

今年の夏も猛暑の予報が出ています。5月も例年より高いそうです。急に暑くなると水分補給が大切です。1時間にコップ半杯(100cc)くらいの水分補給を心がけると良いそうです。今年こそは熱中症で亡くなる人が0になって欲しいです。

 しかし、水分を取るとトイレの心配をされる方も多いです。1日の排尿回数は日中4~7回、夜間は1~2回くらい。また、1日の排尿量は牛乳パック1~2本くらいが正常と言われています。自宅にいる時なら回数が増えても仕方がないと思えても、出先や旅行中、人と会っている時などは気になります。水分を控えたい気持ちになります。

 尿は腎臓で作られます。腎臓は老廃物や余分な水分を排出する働きをしています。腎臓の機能が弱ると尿量が少ない乏尿や逆に多尿になったりします。また、血尿やまったく出ない無尿などの病気もあります。このような泌尿器疾患がなければ、熱中症予防のためにも、水分補給はしてほしいです。飲み物も塩分、糖分過多ではないものを飲みましょう。

 では、トイレの回数が増えてしまうのはどうしてでしょう。40歳を過ぎたころから頻尿や尿漏れなどの悩みが増えます。これは膀胱が過敏に尿意を感じる『過活動膀胱』や男性ならば『前立腺肥大』、骨盤内の筋肉の衰えなどの原因が多いです。加齢とともに出てくる症状です。東洋医学では排尿に異常があるときは水の異常と考えます。腎は水をつかさどります。腎に蓄えられた気は加齢とともに減っていくものです。加齢とともにトイレが近くなることは自然の摂理ですが、予防することはできます。下半身の筋トレと冷えによる血行不良改善です。日ごろから下腹部(臍下丹田)を意識すると良いです。腎に気をためることでトイレの悩みを軽減できます。トイレの悩みは生活の質を低下させ、認知症のリスクも高めてしまいます。熱中症予防のために水分を取り、認知症予防のために下腹部を鍛える。薫風の良い季節、安心してお出かけを楽しんでください。

トイレの心配を軽減する骨盤底筋(臍下丹田)体操