秋養生

6月初旬、体長2ミリほどの鈴虫をいただきました。育てた経験がなかったので死んでしまわないかと心配しながらも、秋になりきれいな声を聴くことを楽しみに水を与えて、餌を取り替え育てました。8月7日、翌日は立秋です。その日、か細い鳴き声が聴こえてきました。まだ上手とは言えませんが、確かに鈴虫の声です。本当に秋になったら鳴くんだ!と感動しました。

今年も残暑厳しく、日々暑さに参ってしまう気温ですが、確実に秋はやってきています。夏の間、高温に見舞われ、身体の気は疲弊している人が多いと思います。クーラーの効いた室内で過ごした場合でも気の流れは悪い状態になっています。まだまだ体を冷やさなければならない日が続きます。しかし、冷やし過ぎは気力を奪い、秋バテを引き起こします。立秋以降の身体の養生が冬の体力維持に深く関わってきますので、これからの時期の過ごし方が大切になってきます。

秋といえば、収穫、紅葉、サンマなどが浮かびます。果実は実に栄養を送り、熟させます。木々は日照時間が短く、寒くなると光合成も遅く、養分の生成も鈍くなるため、紅葉し葉を落とし冬支度を始めます。サンマも冷たい親潮の中で産卵に向けて脂を蓄えています。自然界では教えられることもなく、次の準備をしています。私たちもそろそろエネルギーを蓄えて、寒い冬に備えなければなりません。

スポーツの秋ともいわれますが、体を動かし、適度な汗をかき、冷たいものの消費を抑えることで冬に備えるといいでしょう。すでにバテ気味なら、朝日を浴び、深呼吸をするだけでも元気が出てきます。暑い夏を変えることはできません。私たちが負けない体づくりをするしかない。笑顔で過ごせるように残暑に負けず、体力をつけていきましょう。

朝日を浴び胸を開いて深呼吸

お風呂は浸かってぽかぽかに

小麦は減らし米を増やして