世界では今戦争をしています。
アメリカという影響力のある国がしています。
2月28日、アメリカとイスラエルがイランを攻撃したことを発端にホルムズ海峡をイランが封鎖。
ここは世界で消費される石油の1/4が運搬される船が通過している場所です。当然のことながら日本にも多大な影響が出ています。
『ナフサ』という言葉を最近耳にしますね。
今まで気にも留めていませんでしたが、石油由来の物資だそうです。これを原料とするものにプラスチックや繊維、塗料、医薬品などがあります。
これらの商品は私たちの生活において欠かせません。食品トレーがなくなるかもしれない。インクの原料がなくなり印刷ができなくなる。
薬に用いられる化学原料が手に入らない、注射器や点滴バックなどもなくなり、しいては命にかかわる話にもつながっていきます。戦争は幸せを奪い去る筆頭だとつくづく思います。
私が最近、一番衝撃を受けたのはカルビーのポテトチップスの包装が白黒になるというニュースを目にしたときです。
モノクロの世界がやってきたかのような気持ちになりました。
そして、約30年前にマドリード(スペイン)のプラド美術館で見たピカソの『ゲルニカ』が浮かんできました。『ゲルニカ』はスペインの内戦を題材として、反乱軍のフランコ将軍を支援するため、ナチス・ドイツとイタリア軍がバスク地方の小都市ゲルニカを無差別攻撃した惨劇をパブロ・ピカソが一気に描き上げた大作です。
私は人々の悲痛をあえてモノクロで描いたこの作品と徐々に押し寄せる戦争への不安が重なりました。
贅沢がしたいわけではありません。
便利になりすぎた今、少しの不便は正常だと思えます。ただ、景色がモノクロに見えてしまう心情は持ちたくないです。色鮮やかな世界を望みます。






