暑邪からの回復

今年は異常なほどに残暑が厳しいです。この異常気象が今年だけであって欲しいものです。私が子どものころは暑さに負けず、外で遊びましょうと外遊びが推奨されていましたが、温暖化が進み、今では屋外でのスポーツはやめましょう。室内でもクーラーなどを使用し、水分補給を忘れずに、と全く反対のことが推奨されています。たった40年で生活様式が変わってしまうものなのかと怖さも覚えます。数百年後には暑さに弱い人間は衰退し、暑さに対応できる人間が生き残り、進化していくのかもしれません。

46億年前に地球が誕生し、700万年前に人類が誕生しました。先日「チコちゃんに叱られる」で「不安ってなに?」との問題がありました。不安は狩りをして生活していた時代に備わった武器だそうです。その後1万年前に狩りをやめた私たちの心も体もそのころと変わりがないから、今でも不安が備わっているとのことでした。進化はとてつもなくゆっくりと進むと言われていたので、そう簡単に暑さに弱い人間が滅んだりはしないかもしれませんね

最近、体調を崩し、気力もないとの訴えを聞くことが多いです。暑さが長く続いたことで、体力が消耗されたことも影響しているようです。しかし、長引く痛み、疾病再発の恐れ、加齢など不安要素があると、次の行動に気が回らず、結局はじっとして、漠然とした不安と対峙する生活になっているようです。また、望む自分に近づけず、余計に気落ちすることもあるようです。

東洋医学の「気」は人を動かすパワーと考えます。「気」は食べ物や呼吸により生成されます。しんどいときは朝日を浴びて深呼吸するだけでも、「気」が少し動きます。できれば朝食もしっかりとって欲しいです。気を弱らす、暑邪(邪気)が強い今年はしっかりと養生して欲しいです。生活の質を上げて、元気に秋を満喫してもらいたいです。