不安が少しでも軽くなるといいね

久しぶりに捻挫をしてしまいました。痛みのないときは歩けていること、すぐに動けることに何一つ気にも留めることはなかったけれど、こうなってみると何とも不自由でなりません。動くたびに痛いと身構える。力が入る。日ごろから、痛みを抱えておられる方と接しています。気持ちを汲んで施術していくように心がけていますが、自分に痛みがないと、痛み具合があいまいでした。今回、もう一度痛みを教えてもらったのかもしれません。私は捻挫で済んだので、数日もすれば治っていきます。長年痛みを抱えておられる方はとてつもない苦しみも抱えておられることと思います。痛みが治まっている間がどれだけありがたいことと思われているのではないかと推測されます。

 夏ごろより徐々に物価があがり、今ではちょっと買い物しただけで、こんなにと思うくらいの金額です。家計も大変になりました。また、コロナが落ち着き、感染対策に慣れてはきましたが、今後訪れる第8波やインフルエンザの流行に不安がわいてきます。このような漠然とした不安でさえも、人の身体には影響を与えます。もちろん個々に感受性は違います。その他、仕事や自分の役割の中での失敗や指摘、注意なども自分に非があり了承していることでも、受け止めるにはしんどい時があります。日常生活にはさまざまな不安が存在します。

 そして、不安によって身体に様々な症状をもたらすこともあります。例えば動悸、胸が締め付けられる、息苦しい、冷や汗、めまい、脱力感、頭痛、不眠など誰もが経験したことのある症状です。この症例を見ただけで、不安がよみがえる人もいるかもしれません。「安」とは「1、やすらか。危険ではない。困難がない。2、やすめる。しずめる。落ち着ける。」の意味があります。安の状態ではないのですから、心身が受け止められず、自分の意思に反することが生じても不思議ではありません。不安が自分を支配しそうになったら、情報量を減らし、息を吐き、安に近づくよう心を脳を休めてみましょう。心の痛みが治まっている間はありがたい気持ちになれます。不安は誰にでもあります。少しでも穏やかに過ごせたらいいなと思います。