お盆は夏に先祖の霊を祀る行事です。元々は旧暦の7月15日に行われていたので、8月のお盆は月遅れ盆と言います。また、お盆は正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と言います。お盆には亡くなった方の霊が家に帰ってきます。
実際には見えない霊(なかには見える人もいるでしょうが)を祀ることで、生きている人が各々の死生観を見つめなおす行事でもあるように思います。
人体は気・血・水の三要素で構成されています。これら一つでも無くなることは、死を意味します。『病は気から』と言われますが、その気は人体の三要素の気のことです。気の正体は人体の生命活動を維持するもので、言い換えればエネルギーです。エネルギー不足になると身体は弱ります。病気の状態ですね。人体には病に負けないように正気、すなわち自然治癒力や抵抗力が備わっています。いつもの生活の中で邪気(細菌やウイルス、急激な気候の変化等の外邪、急激な心の変化等の内傷、ガンや薬害その他の原因)に正気が負けてしまうと病気になります。気=正気を補ってあげることができれば、病気に勝つことができると言えそうですね。正気が充実すると血・水も充実します。正気を助けることを扶正(ふせい)、邪気を退けることを祛邪(きょじゃ)と言い、東洋医学的アプローチの基本は扶正祛邪です。鍼灸は自然治癒力を高めて邪気を取り除く施術です。病院の施術とともに鍼灸を受けることで病気の回復を早めます。『病は気から』の気を高めてくれるということです。
私たちは先祖から気・血・水を受け継ぎ、生を受けました。老いること、病気になること、死ぬことは恐ろしいことですね。この世に生を受けた時からその恐怖が始まります。お盆にあなたの先祖の霊を迎え入れ、偲ぶことで、先祖から受け継いだわが身に感謝することができるでしょう。ありがたいと思うことで、恐怖を払拭できます。これも祛邪と言えそうですね。
★精霊馬★
キュウリは先祖が早く帰れるように馬。
ナスはゆっくり戻れて、お土産も積めるように牛だそうですよ。
施術院の外装がピンクに変わりました。今後ともよろしくお願いいたします。

