6月10日は『時の記念日』です。671年天智天皇が唐から伝わった漏刻(水時計)と太鼓や鐘で初めて民衆に時間を知らせた日を太陽暦で換算すると6月10日だったそうです。そして、時の記念日を制定したのは大正9年のことです。時代は近代化へと向かう中、時間厳守、時間割による行動規律、時間の節約による効率性が必要となりました。生活改善のために時の記念日を制定し、喚起を促しました。
『時は金なり』と言われるように、時間はお金と同じようなものです。無駄にしてしまうと、もったいないです。大切に有意義に過ごしたいですね。時間は止めることも、戻すこともできませんが、誰にも平等に与えられているものです。今、病(悩み)で苦しんでおられる人にも平等に与えられています。気が急いて、はやる気持ちになりがちですが、そんな時こそ、時間を大切にしてほしいです。睡眠時間も無駄なものではありません。自然の景色に目を向けることも無駄ではありません。各々の大切な時間を有意義に過ごしてほしいです。
気が急く、気が焦る時、同時にイライラも発生しますね。気は本来、経脈(けいみゃく)と言われる全身に巡らされた道を一定の速度で巡り、エネルギーを届けています。そして、気は血や水を運ぶ働きもしています。気・血・水は関わり合いながら、私たちの身体を構成しています。つまり、気が規則正しく巡ると陰陽五臓六腑は充実し、健康が保たれます。その気がいつもより、急いでしまったら、どうなるでしょう。五臓の肝(かん)は気持ちや感情と関わりが深く、肝気が充実していると、気持ちが穏やかに保たれます。気が急くと、肝気が充実せずイライラにつながってしまうのです。また、肝気は睡眠とも関係しているのため、イライラして眠れないという経験もあるのではないでしょうか。
『急いては事を仕損じる』ということわざもあるように、物事は焦ると、冷静沈着に対応できません。焦っている時ほどじっくり落ち着き、考えて行動した方がよさそうですよ。各々の大切な時間、無駄にしていませんか?心と体のためにも、焦らず、穏やかに過ごしましょう。
梅雨時は湿度が高く、体が重だるくなります。
そんな時は・・・お灸で温めてあげると、スッキリ!!

