夏が過ぎ、秋を感じるようになってきました。稲刈りが進み、秋の果実が美味しくなってきました。「柿が赤くなれば、医者が青くなる」ということわざがあります。収穫の秋には気候もよく、病気をする人が少ないので、医者が儲けにならないという意味です。 現在にはそぐわないかもしれませんが、旬のものを食べるとその時期の身体にうまく溶け込み免疫力を上げてくれます。旬は食材そのものの栄養価が高く、強い気を発しています。食べると元気になるのが分かりますね。
話は変わりますが、先日、家の庭にある石祠を取り壊したいのだけれど、お祓いをしてもらえないかとの依頼がありました。生前お姑さんはきっちりと祀られておられ、それを引き継ぎ、できる限りのお祀りをされておられました。しかし、ご主人も他界され、子どもたちも家を離れ、いつまで祀れるのか、また、この地をならして広くしたいとの思いを旨に縁あって私に相談されました。
いつまでも、お祀りできたら一番いいことですが、風習や生活様式の変化にはあらがえないことがあります。そこに住む人の安寧のための祠が悩みの種となってしまったのでは心が混沌としてしまいます。住人が決め、方向性が定まったことには力になろうと、準備しました。祠には白蛇が祀られていました。とても力の強い神様です。私の仕事は神様に今までの感謝と労いを伝え、住人の思いを代弁し、出て行ってもらうことです。無事に儀式も済み、ご依頼主も新たな方向へと進まれたはずです。
時はどんどんと過ぎていきます。その時々の一番のもの、こと、すなわち旬を取り入れて欲しいと思います。
最新が旬ではありません。食べ物はその地、その時期にとれたものが旬ですが、個々の旬はその人によって違います。あなたが一番、幸せであれることを吸収してください。心も体も元気に過ごせるはずです。

