『仲良きことは美しき哉』武者小路実篤の名言です。最近この言葉が好きなんですと言われた方がいて、私はふと子どものころの父の湯飲みを思い出した。父の湯飲みにもそう筆字で書かれていた。父もこの言葉が好きだと言っていたと思い出しました。
子どもの私は「そんなん当然やん、何がいいの?」としか思っていませんでした。大人になって改めてその言葉を聞いたとき、なんとも素敵な言葉なのだと思いました。仲良くすることができれば戦争は始まらない。武者小路実篤は明治から昭和にかけて生きた作家です。戦争があった時代に生きた人がこの言葉を残したことは戦争を経験した人たちはどうとらえたのだろう。だたの理想ととらえたのだろうか。食器や色紙に野菜の絵とともに書かれたこの言葉は苦悩や挫折を経験したからこそ響くのだと書かれている資料もありました。実際に父もその言葉が響いていたのでしょう。
戦後80年の今年、太平洋戦争にまつわるテレビ番組もよく目にします。日本は今は戦争をしていません。私が生まれてから一度も経験していません。テレビの中の世界は遠い昔のことのように思ってしまいます。今、幸せに生かせてもらっていることは本当に感謝しなければならないです。
戦争は国と国との争いですが、まずは身近な人と仲良くしなければならないですね。ついつい、自分の意にそぐわなくて、偉そうに言ってしまい、相手を不快にさせてしまうことがあります。私もあります。嫌な空気が流れます。優しくなれたらいいのに、できない自分が存在して、自分が不幸せになることもあります。仲良くするって本当に難しい。身近な人と仲良くして、争いをなくさないと平和につながりません。
二百十日
『仲良きことは美しき哉』基本のことなのに、実践できていない。大人になると余計にできなくなってくるのかもしれません。美しい世の中にするために、人と仲良くしていきます。

