思い通りにばかりは

陽ざしがあると暖かさを感じます。1日1日春を感じさせてくれます。庭の梅は満開を終え、歩道のソメイヨシノの枝先はぷっくらと膨らみを見せています。チューリップもフリージアも存在感を増しています。新年度が始まりますね。

 
4月になると進学、就職、異動など環境が変わる人が多いです。自分がそうでなくても状況は変化する。そうなると新たな人間関係の構築が必要になります。不安というものも芽生える季節が春なのでしょう。この時期、精神が落ち着かなくなる人が増えるのも目には見えない空気感を敏感に察知してしまうからなのだと思います。


最近、YouTubeを観ていて「世の中というものは自分の思い通りにばかり進んでいては、これほどつまらない人生はない」とあるミュージシャンがライブトーク中に言っていました。そうだよね!とハッとしました。ここで「ばかり」と言っていることがミソだよね。物事がうまくいくように思案するのだけれど、そうはうまくいかない。自分の思い通りに進んでいるうちのどこかは意に反してくる。そのズレにこだわりすぎると人間関係がギクシャクしてくるのではないでしょうか。そのズレを自分の体験にしてしまえば、あらたな発見や思考が生まれ、人との関係も穏やかなものになっていくのだと思います。

もし、自分の思い通りに何事も起こらずに物事が進んでいくと、自分の発展はない。また、もしかしたら、誰かが辛抱しているのかもしれません。それは、幸せなことではないですね。

人間関係の構築が始まる芽吹きの季節、思い通りにばかりは進みません。不安な気持ちが邪魔をして、余計にうまくいかないことに腹を立て、もっと不安にさせます。世の中思い通りにばかりは進まない。楽しむために受け入れる。私自身にも言い聞かせて春を満喫したいと思います。