春になり、暖かくなると運動を始めようという気持ちになります。
寒くて縮こまっていた身体を動かすとスッキリします。最近は本当に心地よい時期が短くなった気もします。暖かいと感じて、しばらくすると暑いな~という声がでます。今年も猛暑がくるのかと思うとうんざりしますが、今の良い季節に運動を始めることはとてもいいことです。
運動とは関節につながる骨格筋を収縮・弛緩することです。骨格筋は姿勢を保ち、熱を発生させる働きをするので、運動は健康維持、増進に必要なことなのです。また、ストレス発散作用もあるので、自分に合ったものを無理のない程度に行ってください。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は血圧を下げる効果もあります。私自身も血圧高めでウォーキングを週に3日ほど続けていると、正常値になりました。
運動の効果として、骨粗しょう症の予防にもなります。最近、『いつのまにか骨折』とCMもしています。それは体を支えている背骨がつぶれて骨折する『脊椎圧迫骨折』のことです。原因は骨粗しょう症です。骨がスカスカになり、体の重みだけでも骨折してしまいます。運動すると、転倒しにくくなるだけではなく、骨に力がかかるので、骨芽細胞(骨を作る細胞)が活発になり、骨を強くしてくれます。もちろん運動だけではなく、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなど、骨を強くする食事にも気をはらいましょう。
東洋医学で骨は腎から栄養を受けます。腎は精(気の集まり)を蓄えています。元々持っている精は年を重ねるごとに減っていきます。それが老化です。補うには食物や地球から気をいただきます。運動して天地の気、食事から穀気を取り込み、腎精を補い、そこから栄養を受ける骨を強くすることが『いつのまにか骨折』の予防になります。新年度の始まり、新しいことを始めるのもいいですね。
安静時を1とした時、何倍のカロリー消費をするでしょう?(単位METs)
3 歩く、掃除機、階段 4 ウォーキング、自転車、庭掃除
5 エアロビクス(軽度) 6 ジョギング+歩行、スイミング(軽度)
骨を強くするもの
カルシウム 乳製品・小魚・大豆製品・野菜など
ビタミンD サケ・サンマ・ウナギ・キクラゲ・干しシイタケなど
ビタミンK 発酵食品・ほうれん草・小松菜など

