睡眠

大雪の頃になると、山に積もっていた雪が里にも降り積もります。大阪管区気象台の10月25日発表の12月の予報では平年と同様に晴れの日が多く、気温は、平年並または低い確率ともに40%だそうです。我々が住む、東播磨地方では雪が積もる心配は少なそうですね。とは言え、季節は冬。日の出は遅く、日の入りは早くなり、寒い夜が長くなりますね。ますます、布団が恋しい季節です。いつまでも寝ていたい気持ちになります。

 私たちには朝に目覚め、夜になると眠る約24時間の体内時計が備わっています。その体内時計を調整するホルモンがメラトニンです。夜になると分泌され、眠くなってきます。それとは別に覚醒に深く関与する脳内物質のオレキシンというものもあります。これは筑波大学で1998年に発見されました。睡眠に関する研究にはまだまだ謎があるそうです。メカニズムは知らずとも、良い睡眠が摂れると心も体もスッキリします。

では、不眠が及ぼす影響とはどんなことがあるでしょう。不眠症患者は糖尿病や高血圧の有病率が高く、生活習慣病の危険因子として注目されています。それ以外に肥満やイライラ、うつ病、倦怠感なども生じます。運転中の眠気など事故につながる事態にもなります。最近でも長時間労働が原因で命を絶ったニュースがありました。長期間の不眠は思考を停止させてしまいます。眠れないことでストレス状態に陥り、心も体も疲弊するのです。脳を整理するためにも睡眠はとても重要な働きをしています。

東洋医学でも不眠は心(しん)の病です。心とは精神です。気が充実し、全身の血が経絡を巡れば心の働きも良くなり、眠れます。鍼灸で気血の巡りを整えて、快眠生活を送って欲しいです。布団が恋しいこれからの季節、いい夢を見て、スッキリと目覚め、今年の最後を飾ってください。

不眠予防のポイント!

1. 就寝・起床時間を一定に

2. 睡眠時間にこだわらない

3. 太陽の光を浴びる

4. 適度な運動

5. ストレス解消法を持つ